第12号 平成19年05月15日


☆★☆★==========================☆★☆★
                 第12号 平成19年5月15日

             国立大 F&Mマガジン
          (F=Finance、M=Management)

        【(独)国立大学財務・経営センター メールマガジン】
☆★☆★==========================☆★☆★

 国立大 F&Mマガジン第12号をお届けします。

 当センターでは、情報提供活動の一環として、各種事業イベントの案内、
研究レポート、文部科学省からの情報、各大学における経営実情レポート、
経営相談Q&A、財産管理・施設整備に関する情報などをタイムリーに提供
することを目的にメールマガジンを発刊しています。

 皆様のおかげで、配信希望も着実に増えています。
 まだまだ多くの方々にご覧いただきと願っております。どうか、学内等の
教職員の皆様に広くご紹介いただきますようよろしくお願いします。

  ※ このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
      (なお、リンクが無効になる場合があります。)

 ※ 現在の配信希望  1,666件 (2007.05.15現在)

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
【目 次】
 ・ 特別寄稿「世界リーディング・ユニバーシティに向けて」
               東北大学副学長・総長室長 北村幸久
 ・ 経営ティップスE【研究部レポート】
 ・ 財産管理・施設整備に関する情報
 ・ 経営相談室情報
 ・ 役立つミニ情報(その6)
 ・ イベント情報
 ・ サラリーマンコレクター入門講座E
 ・ お知らせ
 ・ 編集後記

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 特別寄稿「世界リーディング・ユニバーシティに向けて」

               東北大学副学長・総長室長 北村幸久

 国立大学は法人化4年目を迎えました。第一期中期目標期間も半ばを過ぎ、
平成20年度には中期目標期間評価が行われることになり、具体は不明です
が、この評価が第二期中期目標期間の運営費交付金に反映されることになり
ます。また、平成22年度から始まる第二期中期目標・中期計画の策定時期
にあることから、これからの数年は各々の大学の将来を左右する非常に大事
な時期ということになります。
 そうした中、東北大学では昨年11月に井上総長が就任し、新たなガバナ
ンス体制を構築するため室長、副室長2名、総長特任補佐16名(教授等)、
経営企画スタッフ4名(事務職員等)の構成で総長室を設置しました。総長
室は総長と一体となって大学の総合企画、戦略管理、トップサポート及び組
織体制の最適化の役割を担う補佐機関です。その総長室が中心となって検討
してきた東北大学戦略アクションプランを、この4月に「井上プラン2007〜
世界リーディング・ユニバーシティに向けて〜」として学内外に発表しまし
た。中期目標・計画に対してもそうですが、教職員に対してもひとつの道標
を示すことができたのではないかと思っております。もちろんプランを作る
ことが目的ではなく、このプランを実行することにより、東北大学が「世界
リーディング・ユニバーシティ」になることが目的ですので、留まることな
くこのアクションプランの実行に向けて取り組むつもりです。
 プランでは「challenge(挑戦)」「creation(創造)」「innovation(革新)」
という3つのキーワードを掲げ、これを基軸に行動することを考えています。
具体の目標を立て、学内外の様々な英知を結集して努力していくことにより、
世界最高水準の研究中心大学として前途を切り開いていけるものと確信して
います。
 プランを少し紹介しますが、重点的な課題として、教育、研究、社会貢献、
キャンパス環境、組織・経営という5つの柱を立て、教育では「海外インタ
ーンシップ制度」、研究では「世界トップレベルの研究成果の創出」、社会
貢献では「実践的な学術研究拠点の形成」、キャンパス環境では「青葉山新
キャンパスの国際キャンパスモデル化」、組織・経営では「フェロー教授、
ユニバーシティ・プロフェッサー制度」等を挙げております。特に組織・経
営のところが法人化後の重要な課題ですが、運営費交付金に効率化係数等が
掛けられ、年々基盤的経費が縮小していく現状では、今後の財政基盤をどの
ようにして強化していくか、そしてその財政基盤の中で人材をどのように確
保・活用していくかが大学運営を確立する上で不可避な課題と考えています。
本学としては、開かれた経営により、関係者の理解を得て、事業規模の確保
・充実を図りたいと考えております。
 法人化以降も、国立大学については様々な議論が繰り返されていますが、
東北大学としては、果たすべき使命、活動を学内外に明確にし、人類社会の
発展に貢献できる存在として積極的にアピールし、本学の存続・発展を実現
していこうと決意を致しております。

「井上プラン2007」東北大学アクションプランはこちらから見ることができ
ます。  http://www.tohoku.ac.jp/japanese/

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 経営ティップスE【研究部レポート】

 ▼ 間接経費・オーバーヘッドの確保・学内配分方法B

     受託研究の間接経費について
      http://www.zam.go.jp/pdf/00000042.pdf

     大学類型別のデータ紹介希望者は以下のURLより
      http://www.zam.go.jp/l00/l0000101.htm

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 財産管理・施設整備に関する情報

 平成19年度の施設費貸付事業及び施設費交付事業の採択予定を各国立大
学法人等に通知しましたのでお知らせします。
☆施設費貸付事業  34大学91事業 貸付予定総額  712億円
 貸付事業の対象は、国立大学附属病院の施設整備又は病院特別医療機械整
備です。
 施設費貸付事業の財源は、財政融資金からの長期借入金656億円、セン
ター債券の発行による調達資金50億円、長期貸付金回収再貸付金6億円で
す。
 なお、本年度のセンター債券の概要については、決まり次第ご連絡します。

☆施設費交付事業  90大学等91事業 交付予定総額 83億円 
 本年度の施設費交付事業の対象は、営繕事業費及び不動産購入費です。
 施設費交付事業の財源は、センターの施設整備勘定積立金等です。

◇ 平成19年度第1回財産管理研究協議会の開催について ◇
  国立大学法人等の財産管理担当者を対象として、以下のとおり研究協議
 会を開催しますので、お知らせします。
  日 時:平成19年5月28日(月)12:55〜16:40
  場 所:学術総合センター一橋記念講堂
  議 事:
  (1)平成18年度決算の留意事項(減損会計処理その他)
      文部科学省国立大学法人支援課 菅原専門官
  (2)資産管理業務に係る管理セグメントについて
     (ABC(活動基準原価計算)の導入について)
                   −文部科学省委託事業−
      ベリングポイント(株)佐藤ディレクター
  (3)大学における新たな資金調達について(債券発行・民間借入)
                   −文部科学省委託事業−
      文部科学省国立大学法人支援課
  (4)学生寄宿舎整備のための民間長期借入金事例紹介
      宇都宮大学財務部財務課長 鹿又仁郎

◇施設費貸付事業及び施設費交付事業の執行上、疑問点等ある場合は、お気
軽に下記宛先までお問い合わせ下さい。個別又は本メールマガジンにてご回
答させていただきます。
◇当センターでは、弁護士、司法書士等の専門家に委嘱しておりますので、
各国立大学法人等において財産管理・財産処分に関し課題等あればお気軽に
下記宛先までお問い合わせ下さい。個別又は本メールマガジンにてご回答さ
せていただきます。

            ◇◇本件に関するお問い合わせ先◇◇
               財経センター 施設助成課 林  明 夫
               Tel 03-4212-6101 Fax 03-4212-6600
               E-mail finace@zam.go.jp
■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 経営相談室情報

 _/_/経営相談室 事業案内_/_/

 ◆平成19年度の調査・相談員を委嘱しました。
   「財務経営支援研究会」は、国立大学法人等の財務部課長等を中心に
  23名、「病院経営支援研究会」は、国立大学法人の病院事務部課長、
  財務部課長等を中心に22名を調査・相談員として委嘱しました。
   任期は平成19年5月1日から平成20年3月31日まで。
   
   凵@財務経営支援研究会調査・相談員
       http://www.zam.go.jp/s00/s0000013.pdf

   凵@病院経営支援研究会調査・相談員
       http://www.zam.go.jp/s00/s0000014.pdf

 _/_/経営相談室 ホームページ_/_/
    http://www.zam.go.jp/s00/s0000000.htm
    経営相談事業の概要、活動状況等などをアップしています。
    また以下のコンテンツがご利用いただけます。

 ◆ 国立大学法人財務・経営に関する取組事例
   平成17事業年度(財務経営支援研究会抽出事例)
     http://www.zam.go.jp/s00/s0000012.pdf

 ◆ 経営改善方策に係る事例募集
   経営相談室では、財務・経営の改善に関し、広く情報を提供すべく、
  経営改善、取り組みの事例を収集しております。ご紹介いただける事例
  がありましたら、ご協力方よろしくお願いいたします。
     http://www.zam.go.jp/m00/m0000100.htm
   現在、セミナー等で発表された12件の事例を紹介しています。

 ◆ 経営相談フォーム
   また、経営相談室においては、経営相談に係る質問も受け付けており
  ます。是非、質問をお寄せください。
     http://www.zam.go.jp/l00/l0000000.htm

       ◇◇経営相談事業に関する問い合わせ先◇◇
         国立大学財務・経営センター経営相談室
          学術総合センター10F
           経営相談室長 真 子  博 (03-4212-6301)
              副室長 林 明  夫 (03-4212-6101)
             室長補佐 久 保 忠 明(03-4212-6103)
               係長 高 山 勇 二(03-4212-6312)
               係員 岡 田 志 摩(03-4212-6312)
              E-mail management@zam.go.jp

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□役立つミニ情報(その6)
 今回は、産休・育休関連の話題です。といっても、難しい話ではありませ
ん。国立大学の常勤職員として働いている方々が利用できる制度をまとめて
みました。
 未だに出産・育児で離職する女性が少なくないのも現実で、継続して働け
るよう支援するのも大切な課題です。現在、実施されている公的な制度とし
ては次のようなものがあります。

 ○ 出産のとき
    http://www.zam.go.jp/pdf/00000038.pdf
 ○ 育児のとき
    http://www.zam.go.jp/pdf/00000037.pdf
 ○ イメージ図
    http://www.zam.go.jp/pdf/00000036.pdf

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ イベント情報

■ 国立大学法人等財務管理等に関する協議会

 日 程 平成19年5月21日(月)13:00 〜 5月22日(火)12:30
 場 所 学術総合センター2階 一橋記念講堂
 内 容 文部科学省からの情報提供、情報交換
 対 象 国立大学法人等財務担当部課長(各機関2名)


■ 第36回高等教育財政・財務研究会
 
 日 時 平成19年6月9日(土) 14:00〜16:30
 場 所  学術総合センター 11階 会議室1113・1114
         (大学評価・学位授与機構竹橋オフィス)
 内 容
   T.講演『大学のファンディングと企業のかかわり(仮題)』
      片山 英治 氏 
     (野村證券 公共・公益法人サポート部 主任研究員)
   U.コメント
      太田 浩  氏(一橋大学 国際戦略本部 准教授)

       ◇◇問い合わせ先◇◇
         財経センター経営支援課 企画係 
         Tel 03-4212-6310・6311 Fax 03-4212-6600
         E-mail jigyou1@zam.go.jp

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□「サラリーマンコレクター入門講座 E」
   〜 アートソムリエ「山本冬彦雑文集」から 〜

★【続々・なぜ絵を集めるか】

 絵を集める第3の楽しみは、コレクションが創造的な活動であるというこ
とである。芸術家が作品を生みだすことはもちろん創造活動であるが、コレ
クターの蒐集活動も立派な創造行為である。ものを直接生産するという創造
活動ではないが、いわば「編集」という創造行為である。
 ある雑誌を発行することに例えると、コレクターは編集者に当たる。編集
者自体は文章は書かないが、どのような雑誌を作るかというコンセプトを明
確にし、その主旨にあった作家に文章を書いてもらうことで、編集者の意思
を読者に伝えるという創造行為である。
 雑誌の発行には編集方針というべき編集者のポリシーが必要である。有名
な作家をただ並べれば良い雑誌になるものではなく、違和感のある作品が混
入していたり、何かしら一貫性が感じられない内容では、何のための雑誌か
分からなくなってしまう。従って、編集者の力量はとても大切な条件である。

 以上述べた通り、コレクターには編集者に似た創造力が重要であるが、そ
れにはコレクションを公表するという行為が必要である。(単なる投資目的
の為の蒐集は公表しないし、コレクションとは言えない)。コレクションを
公開するということは、いわば雑誌を発行して世に問うということと同じで、
編集者としてのコレクターの力量・人間性・創造性が明らかになる。また、
コレクション展の会場にいたりすると、自分の作品を発表しているような疑
似作家体験をすることにもなるのである。

 具象画と抽象画が混在していたり、骨董とコンテンポラリー作品があって、
一見バラバラのように見えたとしても、同じ人が集めたということが感じら
れる一本の筋が通っていれば良いコレクションと言える。それに対し、有名
なものや高額な作品を脈絡もなく集めたようなコレクションは単にお金持ち
であることを自慢するだけのものである。

⇒⇒『隠れ家のひまつぶし:別冊』サラリーマン・コレクター入門から

(山本監事の略歴)
 1971年 東京大学法学部卒、同年、三菱レイヨン入社 社長室
 1976年 大東京火災へ転職、総合企画、人材開発、広報などを経験さ
れ、2001年合併により、あいおい損保株式会社の理事となり、広報部、
経営調査室、人事企画部を経て、2006年7月から財務・経営センター監事。
 プライベートでは、社外勉強会にも多数参加し、マスコミにも多数登場。
単行本も出版。ビジネスパーソンにアートを楽しんでもらおうと、自らアー
トソムリエ(山本冬彦)と名乗り、講演・画廊巡りツアーなどの活動をオフ
タイムにボランティアで行っている。
                             (編集室)
■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ お知らせ
 ◇ キャンパスイノベーション東京専用ホームページのご案内
   入居する大学の活動内容、イベントの最新情報などを発信しています。
      http://cic-hp.zam.go.jp/

 ◇ 国立大F&Mマガジンへの投稿について
   編集室では、各大学の事例紹介や読者のみなさまからの投稿を受け付
  けています。
   投稿は  E-mail h-manago-zam.go.jp までお願いします。
 ※ 具体の手続き等については、真子(まなご)03-4212-6301までお問い
  合せください。

 ◇ 国立大F&Mマガジンの新規登録・登録解除
      http://www.zam.go.jp/q00/q0000000.htm
 ◇ 国立大F&Mマガジンのバックナンバー
      http://www.zam.go.jp/q00/q0000001.htm

※ メルマガ配信に当たっては、専用システムの自動受付により配信してお
 ります。
  空メールで登録いただいている方は自動的に新システムに移行(登録)
 しています。なお、空メール登録の方で、登録解除を希望される場合は、
 お手数ですが mail-maz@zam.go.jp までメールをお願いします。
                           (編集室)
■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 編集後記(M)

 今号では、東北大学の北村幸久副学長・総長室長にこの4月に学内外に発
表された東北大学戦略アクションプラン「井上プラン2007〜世界リーディン
グ・ユニバーシティに向けて〜」について特別に寄稿いただきました。
 北村副学長、お忙しい中、寄稿いただきありがとうございました。m(_ _)m

 国立大学も法人化4年目を迎え、それぞれの大学で戦略的な取組や積極的
な情報発信がなされています。

 平成20年度概算要求も6月21日が提出期限(予定)となっており、各
大学においては、学長、役員ヒアリングなどが実施されていることとと思い
ます。
 5月21日、22日には、当センターの情報提供事業として国立大学法人
等の財務担当部課長を対象に開催する「国立大学法人等財務管理等に関する
協議会」において、文部科学省の担当課長等から平成20年度概算要求等に
ついて情報提供していただくこととしています。
 
 国立大F&Mマガジンもちょうど発刊1周年を迎え、2年目に突入いたし
ました。昨年5月に、国大F&Mニュース(仮称)として創刊準備号を発信
し、800件の配信登録をいただき、1年をかけて2倍の1600件を超え
る登録をいただいております。寄稿者の皆様、購読者の皆様、本当にありが
とうございます。

 振り返ってみるとあっという間の1年でありました。バックナンバーで小
生の担当する編集後記を読み直してみると、怠惰な性格だけは存分に発揮し
いるような気がいたします。今年のGW期間中は昨年より怠惰となり、スキ
ルアップなどといったことさえも全く頭に浮かばず、日頃の疲れ(仕事では
ないと思われる。おそらく加齢?からきていると推測される)をとることに
専念し、家族からの冷たい視線にも耐え抜き、とにかく何もせずに過ごした
次第であります。

 ということで、体も、気分も一新できたGWであったのだろうと思います
ので、怠惰な性格は仕事に持ち込まずがんばろうと思っています。小生の担
当する経営相談事業も新しい調査・相談員が加わり、昨年度以上の積極的な
活動を展開していきたいと考えております。

■■■■==========================■■■■

□ 編集・発行
  編集長:(独)国立大学財務・経営センター総務部経営支援課長
  発 行:(独)国立大学財務・経営センター総務部経営支援課編集室
         〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
               学術総合センター10F
            TEL 03-4212-6312
    ご意見・ご要望は、経営支援課長に直接どうぞ
      E-mail h-manago@zam.go.jp
    国立大F&Mマガジンの新規登録・登録解除
        http://www.zam.go.jp/q00/q0000000.htm    
        
■■■■=========================■■■■