第18号 平成19年11月13日


☆★☆★==========================☆★☆★
                第18号 平成19年11月13日

             国立大 F&Mマガジン
          (F=Finance、M=Management)

        【(独)国立大学財務・経営センター メールマガジン】
☆★☆★==========================☆★☆★

 国立大 F&Mマガジン第18号をお届けします。

 当センターでは、情報提供活動の一環として、各種事業イベントの案内、
研究レポート、文部科学省からの情報、各大学における経営実情レポート、
経営相談Q&A、財産管理・施設整備に関する情報などをタイムリーに提供
することを目的にメールマガジンを発刊しています。

 皆様のおかげで、配信希望も着実に増えています。
 まだまだ多くの方々にご覧いただきたいと願っております。どうか、学内
等の教職員の皆様に広くご紹介いただきますようよろしくお願いします。

  ※ このメールマガジンは等幅フォントでご覧下さい。
      (なお、リンクが無効になる場合があります。)

 ※ 現在の配信希望  1,947件 (2007.11.12現在)

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
【目 次】
 ・ 特別寄稿「千葉大学の改革・改善、その実績と目指すもの」    
                    千葉大学長 古 在 豊 樹
 ・ 経営ティップスJ【研究部レポート】
 ・ 財産管理・施設整備に関する情報
 ・ 経営相談室情報
 ・ 国立大学法人情報
 ・ 役立つミニ情報(その12)
 ・ イベント情報
 ・ お知らせ
 ・ 編集後記

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 特別寄稿『千葉大学の改革・改善、その実績と目指すもの』
           
                    千葉大学長 古 在 豊 樹

1.はじめに
 国立大学の法人化以降、運営費交付金が毎年1%削減されて4年目に入ろ
うとしていた今年の2月末に、経済財政諮問会議の民間議員による「運営費
交付金の競争的資金化」の提案がありました。それ以降、国立大学法人の学
長は「いくらなんでも黙ってはいられない」心境になり、各方面への働きか
けを強めました。その働きかけが一要因となり、最近、この件に関しては、
ゆめゆめ油断は出来ませんが、小康状態にあります。
 「運営費交付金の競争的資金化」はもちろん絶対に反対です。平成16年
度から続いている「運営費交付金の毎年1%削減」でさえ既に大学経営の限
界を超えつつあります。そうは言いながらも、他方では、それぞれの国立大
学法人の学長は、この困難な現状の中で、大学の理念・目標の堅持と目標達
成のための創意工夫で日々努力しています。私立大学の学長さんのお話を聞
くと、私立大学は何年も前から現在の国立大学法人以上に経営が大変なのだ
とおっしゃるので、私たちも今まで以上に頑張り、今後、私立・公立大学と
も協力し合わなければとも思います。
 本稿では、上述の状況下での、千葉大学における理念・目標の堅持と目標
達成のための日々の創意工夫について述べて見たいと思います。そして、皆
様のご批判、ご示唆、ご指導を受けたいと思います。

 ⇒▽ 全文はこちらから
      http://www.zam.go.jp/mg/00000001.htm

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 経営ティップスJ【研究部レポート】

 ▼ 経費節減のための全学的方策 〜物品購入費〜
         http://www.zam.go.jp/pdf/00000094.pdf

    ▼ 関連情報 〜九州大学の取組〜
        http://www.zam.go.jp/pdf/00000095.pdf

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 財産管理・施設整備に関する情報
◇ 施設費交付事業に係る事務簡素化について ◇
  財経センターは、国立大学法人等に対し施設整備等に必要な資金を交付
 する施設費交付事業を実施しています。
  施設費交付事業の実施に当たっては、補助金等適正化法が準用されるこ
 ととなっており、従来は、財経センターから交付決定を受けた事業内容を
 変更する場合は、変更の生じた都度、計画変更承認申請をご提出いただき、
 財経センターの承認を経て頂くことが必要でした。
  しかしながら、国立大学法人等から要望があったことを踏まえ、平成1
 9年11月1日より、原則として施設費交付事業に係る計画変更承認申請
 は不要となるよう、手続きを簡素化させて頂きましたので、お知らせさせ
 ていただきます。なお、手続きの詳細につきましては、別途、施設費交付
 事業担当あて通知させて頂きますので、よろしくお願いいたします。

◇ 平成19年度第2回財産管理研究協議会の開催について ◇
  国立大学法人等の財産管理担当者を対象として、以下のとおり研究協議
 会を開催しますのでお知らせします。なお、参加申込については、別途資
 産管理ご担当の方にご案内させていただいております。
  日 時:平成19年11月22日(木)12:55〜16:50
  場 所:学術総合センター一橋記念講堂
  議 事:
  (1)債券等による資金運用に関する考察 三菱UFJ証券
  (2)事例紹介@(資金運用)      東京工業大学
  (3)事例紹介A(資金運用)      東京大学
  (4)資産活用方策について(仮)    みずほ信託銀行
  (5)事例紹介B(定期借地権)     北海道大学

◇施設費貸付事業及び施設費交付事業の執行上、疑問点等ある場合は、お気
軽に下記宛先までお問い合わせ下さい。個別又は本メールマガジンにてご回
答させていただきます。
◇当センターでは、弁護士、司法書士等の専門家に委嘱しておりますので、
各国立大学法人等において財産管理・財産処分に関し課題等あればお気軽に
下記宛先までお問い合わせ下さい。個別又は本メールマガジンにてご回答さ
せていただきます。

            ◇◇本件に関するお問い合わせ先◇◇
               財経センター 施設助成課 林  明 夫
               Tel 03-4212-6101 Fax 03-4212-6600
               E-mail finance@zam.go.jp

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 経営相談室情報

 _/_/経営相談室 事業案内_/_/

【財務経営】
 ◆国立大学法人若手職員勉強会の開催について
  10月29日に、第4回目の勉強会企画委員会を実施しました。
  最終的なプログラム内容の確認とパネルディスカッション、グループワ
 ーク及び分科会の進め方等について確認作業を行いました。

  第1回となる「国立大学法人若手職員勉強会−カレッジマネジメント交
 流会−」は11月19日(月)、20日(火)の2日間、キャンパス・イ
 ノベーションセンター東京において開催いたします。

   [実施要項・日程表]
        http://www.zam.go.jp/pdf/00000086.pdf

【病院経営】
 ◆国立大学附属病院若手職員勉強会
  10月18日及び10月31日に、第2回、第3回の国立大学附属病院
 若手職員勉強会企画委員会を実施し、種々検討の上、具体のプログラム等
 を決定いたしました。

  第1回となる「国立大学附属病院若手職員勉強会−マネジメント経験交
 流会− 〜国立大学附属病院で魅力を持って働くために事務職員は何をす
 べきか〜」は11月27日(火)、28日(水)の2日間、学術総合セン
 ターにおいて開催します。
 (勉強会の概要)
  本勉強会は、附属病院経営においてリーダーとして期待される若手事務
 職員を対象に「国立大学附属病院で魅力を持って働くために事務職員は何
 をすべきか」をテーマとして、モチベーションの向上、幅広い視野を持っ
 たトータルマネジメント能力の向上及びその成果をそれぞれの附属病院に
 還元することにより、附属病院の経営向上及び業務環境の一層の向上・発
 展を支援することを目的として開催いたします。

  ・対象者 附属病院におけるリーダーとして期待される若手事務職員
       各国立大学法人2名
  ・内 容 基調講演、パネルディスカッション、分科会、情報交換会
  [実施要項・日程表]
       http://www.zam.go.jp/pdf/00000096.pdf


 ◆病院経営支援研究会契約手法改善検討WG
  10月19日(金)に第1回病院経営支援研究会契約手法改善検討WG
 を研究会の櫛山主査(東京大学医学部附属病院副病院長・事務部長)、塩
 崎副主査(東京大学医学部附属病院経営戦略課長)、各班のリーダー、副
 リーダー及び文部科学省国立大学法人支援課の手島課長補佐、鷲尾専門官、
 菅原専門官等の参加を得て、開催いたしました。
  各班ごと(3班)に実施してきた意見交換の内容や実態調査等について、
 それぞれ報告を行い、その後、文部科学省との意見交換を行いました。

 ◆国立大学病院業務改善取組事例について
  各附属病院から推薦のあった改善取組事例について、取組事例抽出作業
 小WGにおいて事例の編集・抽出作業を行い、今後、個別に訪問調査を行
 うなど、特に優れた事例を各病院へフィードバックしていくこととしてい
 ます。


 _/_/経営相談室 ホームページ_/_/
    http://www.zam.go.jp/s00/s0000000.htm
    経営相談事業の概要、活動状況等などをアップしています。
    また以下のコンテンツがご利用いただけます。

 ◆ 国立大学法人取組事例Vol.1(大学訪問調査概要)
     http://www.zam.go.jp/s00/s4000002.pdf

 ◆ 国立大学法人財務・経営に関する取組事例
   平成17事業年度(財務経営支援研究会抽出事例)
     http://www.zam.go.jp/s00/s0000012.pdf

 ◆ 経営改善方策に係る事例及び事例募集
   経営相談室では、財務・経営の改善に関し、広く情報を提供すべく、
  経営改善、取り組みの事例を収集しております。ご紹介いただける事例
  がありましたら、ご協力方よろしくお願いいたします。
     http://www.zam.go.jp/m00/m0000100.htm
   現在、セミナー等で発表された12件の事例を紹介しています。

 ◆ 経営相談フォーム
   また、経営相談室においては、経営相談に係る質問も受け付けており
  ます。是非、質問をお寄せください。
     http://www.zam.go.jp/l00/l0000000.htm

       ◇◇経営相談事業に関する問い合わせ先◇◇
         国立大学財務・経営センター経営相談室
          学術総合センター10F
           経営相談室長 真 子  博 (03-4212-6301)
              副室長 林 明  夫 (03-4212-6101)
             室長補佐 久 保 忠 明(03-4212-6103)
               係長 高 山 勇 二(03-4212-6311)
               主任 児 玉 貴 子(03-4212-6312)
               係員 岡 田 志 摩(03-4212-6312)
              E-mail management@zam.go.jp

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 国立大学法人情報

◆ 国立大学法人東京農工大学情報 ◆

 ◇平成19年度文部科学省「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラ
  ム」委託事業
  東京農工大学が実施する「出産・育児などで休業した女性獣医師の社会
  復帰のための再教育支援プログラム」に関する第一回講演会「獣医師の
  再教育について考える」を開催
   ⇒▽ http://www.zam.go.jp/pdf/00000097.pdf

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 役立つミニ情報(その12)  

 最近、国立大学でも裁量労働制の導入が進められています。初めて、この
制度のことを聞いたとき、フレックスタイムとどこが違うのかなと思われた
方、ありませんか?
 この二つ、結構混同されていることが多いようです。今回は、この二つの
制度の違いをご紹介します。

   ⇒▽ 詳しい内容はこちらから
      http://www.zam.go.jp/pdf/00000098.pdf
                         (理事 芝田政之)

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ イベント情報

■ 第39回高等教育財政・財務研究会
 
 日 時 平成19年12月15日(土) 14:00〜16:30
 場 所  学術総合センター 1階 特別会議室101〜103
 内 容
  T.講演『国立大学法人における今後のPFIの活用について(仮)』
     山ア 雅男 氏 
     (文部科学省大臣官房文教施設企画部計画課整備計画室長)
  U.コメント
     光多 長温 氏(鳥取大学教育地域科学部教授)

         ◇◇問い合わせ先◇◇
           財経センター経営支援課 企画係 
           Tel 03-4212-6310・6311 Fax 03-4212-6600
           E-mail jigyou1@zam.go.jp

■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ お知らせ

 各大学の広報担当者のみなさん、ぜひ、この「国立大F&Mマガジン」を
大学広報の一手段として活用してみませんか。
 ご連絡お待ちしています。
   ⇒⇒国立大F&M編集室:mail-maz@zam.go.jp

  ※ 今号では、東京農工大学から投稿いただきました。

 ◇ キャンパス・イノベーションセンター専用ホームページのご案内
   入居する大学の活動内容、イベントの最新情報などを発信しています。
     CIC東京   http://cic-hp.zam.go.jp/
     CIC大阪   http://cic-hp.zam.go.jp/osaka/
       
 ◇ 国立大F&Mマガジンへの投稿について
   編集室では、各大学の事例紹介や読者のみなさまからの投稿を受け付
  けています。
   投稿は  E-mail h-manago@zam.go.jp までお願いします。
 ※ 具体の手続き等については、真子(まなご)03-4212-6301までお問い
  合せください。

 ◇ 国立大F&Mマガジンの新規登録・登録解除
      http://www.zam.go.jp/q00/q0000000.htm
 ◇ 国立大F&Mマガジンのバックナンバー
      http://www.zam.go.jp/q00/q0000001.htm

※ メルマガ配信に当たっては、専用システムの自動受付により配信してお
 ります。
  空メールで登録いただいている方は自動的に新システムに移行(登録)
 しています。なお、空メール登録の方で、登録解除を希望される場合は、
 お手数ですが mail-maz@zam.go.jp までメールをお願いします。

                             (編集室)
■◇――――――――――――――――――――――――――――――◇■
□ 編集後記(M)

 今号では、千葉大学の古在学長に特別に寄稿いただきました。千葉大学に
おける理念・目標の堅持と目標達成のための日々の創意工夫について執筆い
ただきました。この中で、大学経営のキーワードのひとつとして「多様で進
化的な調和」をあげられています。またこれを実現するために留意されてい
る大学構成員間、大学構成員と関係者間の垣根を低くする工夫や、垣根が低
くなったことにより生み出された成果等について詳しく記述いただきました。
各大学にとっても大いに参考になる取組であると思います。また学長の役割
についても記述いただきました。
 お忙しい中、ありがとうございました。m(_ _)m


 さて、これまで企画を進めてきました若手事務職員を対象とした勉強会で
すが、国立大学法人若手職員勉強会は11月19日、20日の2日間、国立
大学附属病院若手職員勉強会は翌週の11月27日、28日の2日間、開催
いたします。
 企画そのものも国立大学法人に勤務する若手職員によるものです。若手職
員による若手職員のための企画・構成となっています

 この勉強会の企画を開始して、国立大学の経営における事務職員に対する
期待感を日ごとに強く感じるようになってきました。この間、多くの方から
期待の声や励まし、アドバイスをいただき大変感謝しております。

 一方で、15号の編集後記でも事務職員を取り巻く環境において旧態依然
とした体制や考え方をもっている管理職がいることに触れましたが、ある会
合で、以前から聞き及んでいたこんな話を耳にしました。どこにでもある現
実ですので、少しリアルに伝えたいと思います。
 組織のために粉骨砕身で頑張っている事務職員がいるとします。日頃から、
業務の役に立てばと様々な文献を購読したり、様々な研修会や交流会などに
も積極的に参加するなど自分自身のスキルアップにも余念がありません。こ
うして蓄積された力は組織としても大いに活用すべきであるし、さらには組
織を超えた場でもそれが必要とされるならば、これまた大いに活用されるべ
きであると思います。
 しかしです。実際にはこうした力が活用されないことが多いのです。いや
活用しない、活用させないという現実が多く存在しているのです。
 こうした人材は、当然に組織の外からも必要とされることも多いのではな
いかと思います。しかしここからがすっきりといかないといった話をよく耳
にします。所属する組織でなかなか理解が得られないというのです。中には、
なんと直属の上司から「売名行為は許さない。」と言われたというのです。
 もちろん、本人自信も天狗にならないよう謙虚な姿勢は必要ですが、組織
も将来を担う人材の育成あるいはリーダーとして牽引できる人材が必要なら
ばこそ、もっと理解を示すべきではないでしょうか。
 自分のことよりも組織の発展や知名度アップのためにと思っていても(も
ちろん自分自身の成長の糧とするのであるが)、身内となる所属組織の上司
たちがそういう考えだと「やる気」のある人材も違った意味で「粉骨砕身」
となり砕け散ってしまうのではないでしょうか。一度、失った「やる気」は
なかなか元には戻らないのです。
 こうした現実が聞こえてくることは大変悲しいことと言わざるをえません。

 国立大学の経営を語る上において、事務職員の能力向上、経営参画、教職
協働といくら叫んでみても、同じ事務職員がそれを許さないのであれば、全
く進展しないことになるのではないでしょうか。

 そこで、今回、当センターで開催する国立大学法人若手職員勉強会及び国
立大学附属病院若手職員勉強会の企画委員(現に国立大学法人で活躍する若
手事務職員)を企画のみの裏方としてだけではなく、表舞台に立たせること
を企図しました。これまでであれば、「出る杭は打たれる」で怖じ気づいて
いたかもしれませんが、こうした勉強会などにおいて若手職員が活躍できる
場を提供することで、管理職にいる方の理解促進、同僚、後輩たちへの「や
る気」を引き出すメッセージとなることを確信しています。
 ※企画委員の所属する組織の上司のみなさんには十分に理解していただい
 ております。また、上記の内容は企画委員のことではありません。

■■■■==========================■■■■

□ 編集・発行
  編集長:(独)国立大学財務・経営センター総務部経営支援課長
  発 行:(独)国立大学財務・経営センター総務部経営支援課編集室
         〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
               学術総合センター10F
            TEL 03-4212-6311・6312
    ご意見・ご要望は、経営支援課長に直接どうぞ
      E-mail h-manago@zam.go.jp
    国立大F&Mマガジンの新規登録・登録解除
        http://www.zam.go.jp/q00/q0000000.htm    
        
■■■■=========================■■■■